それはブルーオーシャンなんだが、腰が重い

#東日本大震災 から7年。

#SNS で話題の #鉄道運転士Railroadoperator というゲームをプレイしてみると、確かに水没した街があった。

でもSTEAMでの公式サイト見ると一言も震災の「し」の字もないよね。

http://store.steampowered.com/app/754410/_Railroad_operator/

 まあ、被災者を敵に回したくないし、電車ゲームというニッチなジャンルなので静かに売りたいという作者の意向なんだろうね。こういう時、少人数開発のインディーズが羨ましく見える。

 漏れも震災を背景にした乙女ゲームの企画を2013年に作ったことがあったけど、ボツりましたね。上層部はカンカンだった。また問題起こすつもりか!! ってさ、いやいや「売れるゲームの企画書もってこいって言ったのアンタじゃん、発表したら炎上ことすれ、キチンと取材を重ねた経緯を公式で発表したら被災者も納得するハズ」って言ったら上長からキレられましたね。しまいににゃ社長から精神科を紹介される始末でしたよ。

 みんながタブーにしていて誰も作ろうとしないところで、インディーズが「震災現場を舞台にした鉄道ゲーム作ります!!」って、カッコイイよね。

 「乙女ゲーム」も「エロゲ」も「ソシャゲ」もレッドオーシャンなのは、どの会社も安全パイ選んでタブーに切り込もうとしないからなんだよね。“飽和状態”、似たようなゲームがいくつもあってユーザーはどれも選択したがらない。でもゲーム会社の中でタブーな企画を挙げた人間は排除される。おかしいよ日本!!

 ブルーオーシャンに切り込むインディーズの前途を祝して乾杯。

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